説明
ユーザーレポート
1.IC-7610のびっくりポイント
・受信時のノイズがTS-990より少ないので、SSBの信号がすっきり聞こえる
・パタパタノイズにノイズリダクションが効く
タイトル「IC-7610|アイコム ICOM 」
イタリアSPE社、ドイツBEKO社の国内総代理店/ブルガリアACOM社、スロバキアOM POWER社、ロシアEXPERT ELECTRONICS社、米国PALSTAR社の国内代理店
ユーザーレポート
1.IC-7610のびっくりポイント
・受信時のノイズがTS-990より少ないので、SSBの信号がすっきり聞こえる
・パタパタノイズにノイズリダクションが効く
7610購入可能です。7760は7700の後継です。7610は販売継続です。
2波同時受信で異なるバンドを同時に聞けます。(7600は同じ周波数の同時受信のみ)
7851と同じプリセレクターが付いてます。
私も欲しくなりましたよ。
IC-7610はHFプラス50MHz帯の100Wモデル。ミドルクラスの位置づけでIC-7600の後継機となるが、IC-7600よりもかなり性能を上げており「性能をアップしたモデルチェンジ」となる。
最も大きな変化は、受信部が従来のスーパーヘテロダイン方式から、IC-7300と同じ「ダイレクトサンプリング方式」になった点である。リアルタイムスコープを搭載し、IC-7851と同じように「完全デュアルワッチ」が可能。メインバンドとサブバンドが完全独立し、それぞれ別の周波数と別のモードが同時受信できるようになった。アンテナもそれぞれ別のものが接続でき、スピーカーも2系統別のものが繋げる。ヘッドホンで左右分けても出力できる。
<特徴>
●2系統の完全独立の受信回路
●7インチワイドのカラー液晶ディスプレイ(タッチパネル式)
●受信部はダイレクトサンプリング方式。周波数変換がなく、受信信号をいきなりA-Dコンバータに入れている。メイン側とサブ側両方にフィルタやデジセルを入れている。ここにかなりのコストが掛かっている
●メイン、サブの受信回路それぞれに、近接妨害波を切るデジセル(DIGI-SEL:デジタルプリセレクター)を標準搭載。その性能はIC-7851と同等。周波数に連動して自動的に動作し、妨害に対する排除能力はかなり高い。これによって受信能力はIC-7300から格段に向上した
●近接周波数の強信号からの妨害にどれだけ強いかを示すRMDRは、IC-7851の110dB(1kHz離調時)に迫れるよう設計中で、現在105dB程度。ちなみに2008年発売開始のIC-7600のRMDRは「2kHz離調時」で80dB程度である。RMDR特性が良ければ「ローカル局がかぶらない」。弱いDX局がスプリット指定の時、2~3kHz離れたところでガンガン送信されても聞こえる
●送信フェーズノイズ特性も従来機を凌駕し、1kHz離調時に135dB程度取れている。送信信号はD-Aコンバータから直接出している(DUC:デジタルアップコンバージョン方式)
●バンドの状況がわかるスコープはメインサブを同時に表示できるデュアルタイプ
●内蔵スピーカーも大型化。スピーカー自体はIC-7300と同一直径だか、スピーカーBOXをカスタム設計で大きくした分だけ音質が向上している
●USB端子は前面に2つ、背面に2つ装備。マウスやキーボードの接続も可能、リグコントロールにも使える。接続機器への電源供給もできる。スマートフォンの充電にも対応
●外部デジタルディスプレイ端子(DVI)を搭載
●SDカードスロット装備で、ファームウェアのアップデートも容易
●アンテナ1本でメインとサブを聞くこともできるし、メインとサブで使用アンテナを分けることも可能。また同じ周波数を異なるアンテナで受信する「ダイバシティ受信」もできる。AGC制御も別々に可能
●背面のRX ANT IN/OUTやトランスバータなどの端子は特性に優れたBNCコネクタを採用
●USB端子は仕様はFIXしていないが、従来機でもできたリグコントロールや音声入出力、仮想COMポートなどはもちろん対応。さらにできることが増やせないか検討中