18.アマチュア無線技士という資格について

5月 17, 2020

 

アマチュア無線技士という資格について|ACOM社の正規ディーラー

アマチュア無線を始める際は「アマチュア無線技士」という資格を取得しなければなりません。この資格を取得した後、開局申請を行い、許可が下りれば晴れてアマチュア無線の運用が可能となります。ここでは、アマチュア無線を楽しむ「入口」ともいえるアマチュア無線技士という資格についてご紹介いたします。

第4級アマチュア無線技士

第4級アマチュア無線技士は、JARD主催の養成課程講習会を修了するか、国家試験に合格するかの方法で取得することができます。
運用には多少の規制がかかり、アマチュアバンドのうち、10、14、18MHz帯を除く全てのバンドで運用できる一方、空中線電力は10W以下(50、144、430MHz帯は20W以下)と限られており、モールス通信が認められていません。

第3級アマチュア無線技士

第3級アマチュア無線技士は第4級と同じく、養成課程講習会の修了、または国家試験の合格によって取得することができます。第3級を取得すれば、10、14MHz帯を除く全てのバンドで運用可能になるほか、空中線電力が50W以下と、第4級よりも運用規制が緩和されます。また、モールス通信も可能となるため、モールス通信を楽しみたいという方は第3級まで取得することをおすすめします。

第2級アマチュア無線技士

第2級アマチュア無線技士は、アマチュアバンドの規制が無くなるため、全ての運用が可能となります。一方、空中線電力が200W以下となっているため、一切の規制がないわけではありません。なお、第4級、第3級はJARD主催の養成課程講習会で取得可能でしたが、第2級アマチュア無線技士は国家試験に合格するしか道がありません。

第1級アマチュア無線技士

第1級アマチュア無線技士は、アマチュア無線技士の中でも最上位の資格です。アマチュアバンド、空中線電力共に一切の規制がなく、より強力な電波を操作することができるため、世界中の人と交信したい方におすすめです。第2級と同じく、国家試験に合格するしか取得する方法はありませんが、マチュア無線の世界に深く入り込みたい方は取得しておいて損はありません。

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