説明

ねじが蝶ねじになってます。
ねじ部に、G5RVなどのフィーダーをつなげます。
Mコネクターに５０オーム系の同軸ケーブルをつけます。
その同軸をアンテナカップラーや無線機やリニアにつなげます。
耐圧3KW
1 to 35 MHz – 3kW, 35 to 54 MHz – 2kW

これはGuanella氏によって設計され、その後Jerry Sevick博士（W2FMI）によって改良されたバランです。テフロンチューブに挿入されたThermaleze線を使用することで、Sevick博士は導体と巻線間の絶縁破壊電圧を大幅に向上させ、全体的な入力インピーダンスも改善しました。

簡単に言うと、これは1MHzから54MHzの高電力に対応する電流バランです。ラダーライン給電のマルチバンドダブレットやコブラ給電の同軸給電方式を変換したり、オフセンター給電のダイポールを周囲に構築したりするのに最適です。

設計上の特徴：

カスタムミックストロイドにより広帯域をカバーします。トロイドは耐久性を高めるためエポキシ樹脂塗料でコーティングされています。
この設計は優れた低周波応答と非常に高い効率（98～99%）を備えています。入力インピーダンスはこの周波数帯域全体でほぼフラットです。競合製品は、特に低周波において最大40%も変動することがあります。
14ゲージのSuperior Essex Heavy-buildポリアミドAllex 240巻線を2本ずつバイファイラ巻線で巻いています。これは、より安価な競合他社が使用しているエナメルコーティング（Formvar）ではありません。最低2000Vの絶縁破壊電圧定格のポリイミドコーティングが施されています。巻線はテフロンチューブに挿入されており、絶縁破壊電圧は10,000Vまで上昇します。
挿入損失は標準で0.2db未満です。SO-239コネクタは銀メッキで、テフロン絶縁が施されています。すべてのハードウェアはステンレススチール製です。アイボルトとスタッドは1/4インチです。
高効率のため、このバランは、フェライトロッド、ビーズ、またはオープンエア巻き同軸ケーブルを使用した一般的な安価な現行バランのように、発熱したり飽和したりすることはありません。
バランは、耐候性のある 4 インチ x 4 インチ x 2 インチの NEMA ボックスに設置されており、バランを遠隔地に取り付けたい場合に最適な筐体です。