説明
懸案であった日本での修理の目途が立ちましたので、今後SPE全製品は、日本での修理を開始しました。
当方での修理に必要なLDMOSは確保してあります。但し、SPEから直接購入された方の修理や部品提供はお断りさせていただきます。
現在SPEでのアンプ修理は8か月かかっています。
1.3K-FAユーザーへ重要なご連絡
SPEより、推奨パワーを聞き出しましたので展開します。
このルールはSPE アンプ、1.3K-FA に有効です。
SPE アンプは、MOSFET 電圧を LOW – MID – MAX の 3 つの異なるレベルに変更します。
最高の効率 (放散する熱を少なくする) を得るには、次の規則に従ってください。
1.3K-FA
– 450 ~ 550 ワットの電力には LOW を使用します
– 900 ワットから 1.0 kW までの電力には MID を使用
– 1.2kW から 1.3kW までの電力には MAX を使用するか、38 アンペア以下の IPA を使用します (先着順)。
実質500W(LOWモードのみ),1kW(MIDモードのみ),1.3kW(MAXモードのみ)での運用しか推奨されません。
(JA仕様はMAXモードはございません。)
MAXモード で FT8、RTTY、その他デジタルモード( PSK31, OLIVIA,FT4, JT65 etc)を絶対に使用しないでください.これらは、MIDかLOWで使ってください。保証対象外となります。
補足(LDMOS素子固有の問題)
1.MAXモードでパワーを絞って500Wを出力する方法は、最悪の使用条件であると判明しました。(LOWモードで500W出力なら、MOSFETで250Wの消費電力ですが、MAXモードで500W出力ならばMOSFETで680Wも消費されるとのこと)
理由:LDMOSの駆動電圧に応じて最も効率の良い出力が決まっており、同じ電圧ではパワーを下げるほど効率が落ち、熱損失が増加するため。
そのため、500W,1kW、1.5kWなど出力に応じて駆動電圧を変えております。
2.SPEのアンプでALCが使用できない無線機:Flex、Elecraft、SUNSDR2
価格は0円ではありません。
JARDのリストには載ってませんが、登録点検業者によるスプリアス測定で、1kw許可になっています。
本当に世界的に爆発的に売れております。
EHAMに使用レポートが上がっています。
先の1A0Cのペディに使われたようです。評価はもちろん5.0
スペックは
出力1.3KW(200v使用時) 1KW(100V使用時)
重量が10.9kg(世界最軽量)(訂正10.3kgはチューナーなし版。)
1.8~50MHZ(WARC含む)
100VAC から255VACまでオートで対応します。(ジャンパー結線変更不要)
200v使用時最大パワーで12A(RTTY)と高効率
アンテナ端子4個、トランシーバー2台接続OK
オートチューナー内蔵品。
MRF1K50 を使用しています。駆動電圧は48v
消費電流
100V時
———> 18 A (ぎりぎり1KW出力でこれ以上は出ない仕様になっています).
ですので、1KW免許取得時は100vにて使用する旨注記し、許可を得ることができそうです。
200V時
———> 11.7 A (1 KW)
5W入力で166w、30w入力で1KW出力します。(1.8-14MHz)。ハイバンドは40W程度で1KWです。
ユーザー感想
「PW1等の既存アンプと比較して、設計が新しいことから、大きく進歩している
のが解ります。
(
①スイッチング電源の効率、FETの性能向上、等から小型・軽量・省電力で、
発熱が少ないからファンの音も超静か。
②FETが1個だけのためバランス崩れで故障になる不安がない
③PCで完全にControlできるので、リモート運用にも最適
)
PW1等の価格に約¥10万を追加しても十分な購入価値があると思いました。」
■電源、オートマチック・アンテナ・チューナー内蔵
幅28cm、高さ12cm、奥行38cm(コネクター部込み)、重量約9.5kg(ATU付)
約9.5kg(ATU付)
■MAX1KWpep MID(800W) LOW(450W)
RTTYはMID,LOWモードでは時間無制限
■CPU 2系列搭載
■対応機種
Icom,Yaesu,Kenwood,TEN-TEC、FlexRadio
およびELECRAFT社製のトランシーバーが接続でき、オペレーターは単にトランシーバーのダイアルを操作するのみで簡単、容易に運用可能。
■運用周波数の範囲
WARC帯を含む、1.8MHzから50MHzをカバー。
■ 電源スイッチの投入後、瞬時にして送信可能。
■オートマチック・アンテナ・チュナー内蔵
HF帯は3:1および50MHz 2.5:1以内のSWRを示すアンテナに整合。
SteppIR / Ultrabeam antennas のチューンのコントロールが可能
10msecでバンドやアンテナやチューニング変更が可能
■高増幅率(14.5dB)
リニアアンプ運用時はALC回路により制御され最適な励振電力が自動的にリニアアンプ入力へ、 スタンバイ時はトランシーバーの出力機能が設計値へ自動的に復元される。
■簡易SO2R シングル・オペレーター・ツー・ラジオ運用者向けに
2系列の入力用SO239コネクターを装備し、出力4系列のアンテナを組み合わせることにより、コンテスト、DXペデイションで2台のト ランシーバーを効率良く操作できる。SO2R方 式は世界の先進DXerの標準装備になりつつ あります。
(通常SO2R運用するには2台のリニアが必要だったが、本機は1台でこなすことができる)但し受信専用のアンテナが必要です。
■歪のないきれいな電波
HF帯におけるスプリアス輻射は-60dB以下、50MHz帯における値は-65dB以下。
■安心な保護回路
過電圧、過電流、SWR、反射電力、最高高周波電圧、過励振を継続的に監視し、回路機構とソフト・ウエアの両面から、また、送受信切り替えのリレーの接点はゼロ電流駆動とあいまって、確実なリニアアンプの正常動作を実現しています。したがい、通常の交信、コンテスト時の運用においても最高の性能が発揮できます
■フルブレーク・イン機構搭載
■低騒音(動作しているのを忘れる静かさ)
■供給電源電圧
100 – 255 Vac, 47-63 Hz.連続対応
■連続送信
■大型LCDデイスプレイ
出力W PEP,終段の電圧および電流、反射電力W PEP、出力利得、機器内温度、SWR、入力およびCAT接続環境、その他、安全に対する警報を含めた種々の運用状況に関する情報が大型デイスプレーに一覧表示されます。
■遠隔制御
電源のON/OFFはもちろんほぼすべての機能を遠隔制御できます。
ユーザーの声
このアンプは実に効率が良いし静かで軽量な点が非常に気に入ってます。
タイトル「SPE expert 1.3K-FA-JA|リニアアンプ ATU付 送料込 予約受付中」